ふとiPhoneのメモアプリを見返していたら、あるURLを書いたメモを見つけたのですが、中身はこんな記事でした。
もう7年くらい前の記事ですが、いま見てもいろいろと考えさせられます。
「愛」とは何か?
これって「生きるとは何か?」と同じくらい、むずかしい問いですよね。
もし子どもからこの質問をされたとして、子どもが納得できる明快な答えを返せる大人はどれだけいるでしょうか?たぶん、ほとんどいないはず――。
むしろこういうのって、大人より子どものほうが芯を食った答えを出せる気がします。往々にして、大人は物事をむずかしく考えがちですから。
われわれ大人も、子どもたちを見習ってシンプルにありのまま物事を捉えるための訓練がもっと必要なのかもしれません。
子どもたちの答えでいちばん好きなもの
ところで先ほどの記事にあった子どもたちの答えの中だと、あなたはどれが一番好きですか?
どの答えも味わい深くてよいのですが、あえて1つを選ぶとしたら、個人的にはコレですね
Bobby(7歳)
参考:TABI LABO「子どもたちに「愛ってなんだと思う?」聞いてみら・・・純粋な答えに胸が打たれる」
「愛って、つまりクリスマスの朝、自分の部屋にあるもの。真っ先にプレゼントを開けるんじゃなくて、まずは想像するってことなんじゃない?」
「愛」とは「まず想像する」こと。
いやはや……じつに深いですね。そして、そのとおりだと思います。
「愛」とは想像すること
価値観、思想、思考、立場――。
人間には誰しも、その人をとりまく条件や状況がいろいろあって、あらゆるコミュニケーションは、そういった「相手の背後にあるもの」をできるだけ「想像」することからはじまります。
それはよきコミュニケーションをするうえで、本来であれば不可欠なプロセスです。
けれども大人は、それをしばしばサボってしまう。いや……自分ではサボっているつもりすらなく、無意識でおざなりにしていると言うべきかもしれません。
幼いころは、みんな自然とできていたはずなんですけれど。よほど特殊な家庭環境にいないかぎりは――。
でも悲しいかな、多くの人は大人になればなるほど、その「想像力」というセンサーが鈍ってしまう……かくいう僕自身もそうですが。
逆に言うと、その錆びたセンサーを意識して磨きなおせば、また幼いころのように物事をありのまま素直に見て、相手のことを自然と想像できるようになるはずです。また、自分の想いもシンプルなコトバで相手に伝えられるのではないかと。
もしそれがいつも自然にできたなら、きっとあらゆる人間関係はうまくいく気がします。
おわりに
それにしても、あらためてBobbyくんの答えは、わずか7歳にして「真理をついているなぁ」と感じます。
Bobby(7歳)
出典:TABI LABO「子どもたちに「愛ってなんだと思う?」聞いてみら・・・純粋な答えに胸が打たれる」
「愛って、つまりクリスマスの朝、自分の部屋にあるもの。真っ先にプレゼントを開けるんじゃなくて、まずは想像するってことなんじゃない?」
僕もついおろそかにしてしまいがちなことでしたが、あらためて意識するキッカケをもらいました。感謝。
もちろんほかの子どもたちの答えも、素直で心にスッと入ってくるものばかり。子どもの素直さや純粋さからは、学ぶことだらけです。
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