日本時間の6日、Facebook
やInstagram を運営するMeta社から、新たなSNS「Threads(スレッズ)」がローンチされました。ローンチから1日も経たないうちに、登録者は3000万人を超えたのだとか。さすがザッカーバーグ、すごい勢いですね。
とりあえず僕も、アカウントの開設だけはしてみました。1分くらいあればできるので。まぁ(今のところは)何をするわけでもないのですけれど――。
とはいえ、せっかくそれなりに情報を調べてアカウント登録までやったので、今回は「Threads」の概要やアカウントの登録手順、Twitterとの機能比較など、現時点における基礎的な情報をサクッと共有したいと思います。
- Threadsの全体像を知りたい
- Threadsのアカウント登録手順を知りたい
- ThreadsとTwitterの違いをざっくり知りたい
あ、気が向いたら僕のアカウントのフォローもよろしくです。まだ何も投稿していませんが(笑)
threads.net/@ninomaeeeee10
あと、Threadsアプリのダウンロードはこちらです
Threadsとは?
Meta社が開発した分散型SNS。写真や動画投稿がメインとInstagram
とは異なり、テキスト投稿がメインのSNSです。そのためTwitter の対抗馬となりうるSNSとして、かなり注目されています。一方Twitterはここ最近、APIの問題などでいろいろ揺れているので、両者が今後どうなっていくのか、とても興味深いですね。
「特定のサーバーに依存しないSNS」のこと。インターネット上にある複数のサーバーが連携してひとつのSNSを形成しています。代表的なものだと「Mastodon」や「Misskey」が有名です。
従来の主なSNS、たとえばFacebookやTwitterなどは「一つのサービスやサーバーに全ユーザーが集まる」という中央集権型の仕組みになっています。
相互に通信可能な「共通規格のプロトコル」を利用しているため、異なるサービス間で投稿を相互に閲覧することもできるなど、従来のSNSに比べ「より柔軟性が高いSNS」と言えます。
Threadsの特徴は?
現時点でわかった主な特徴には、たとえば以下のようなものが挙げられます。
※2023年7月7日時点の暫定的な情報です。
- 投稿可能な文字数は「全角最大500文字」まで
- 画像の投稿は「最大10枚」まで(画質はかなりいいらしい)
- 動画の投稿は「最長5分」まで
- URLのリンク投稿が可能
- メンション機能あり
- 自他の投稿を引用や再投稿できる
- 投稿への「いいね」や「コメント」も可
- 商用利用OK(もちろん悪用は厳禁)
- アカウントは「公開」⇔「非公開」の切り替えができる
- タイムラインには、オススメの投稿が自動的に表示される
- アカウントを切り替えるためには、その都度ログアウトが必要
- PCブラウザ(Web上)では何もできない(アカウントTOP画面の表示だけは可)
- 登録にはInstagramアカウントが必須。登録後は相互に紐づけられる
- アカウントの登録はスマホ限定
- Threadsアカウントを削除する場合、連携したInstagramアカウントも同時に削除される
- サービスの利用はもちろん無料
Threadsのアカウント開設方法は?
次の7ステップでカンタンに開設できます。所要時間は1分くらい。
現時点ではスマホからしか操作できませんのでご注意を。
登録にはInstagramアカウントが必須なので、もし持っていない場合は先にInstagramアカウントの開設が必要です。
もしもInstagramのプロフィール情報をインポートしたくない場合は、青枠の「スキップ」をタップします。
正常にインポートが完了すると、上のようにInstagramで使っているアイコン画像も表示されます。
デフォルトでは「公開プロフィール」になっています。非公開にしたい場合は「非公開プロフィール」を選択してから「次へ」をタップしてください。
Instagramでフォローしていたアカウントのうち、Threadsでもフォローしたいものがあればフォローしておきましょう。
利用規約などはここで確認しておきましょう。
アカウント開設が終わると、自動でタイムラインにオススメの投稿が表示されます。
ThreadsとTwitterの違いは?
現時点におけるTwitterとの主な違いは、下記のとおり(一部「Threadsの特徴は?」に書いた内容と重複あり)です。
※2023年7月7日時点の暫定的な情報です。
- テキストの投稿は日本語で「全角最大500文字」まで可(Twitterは全角最大140文字まで)
- 画像の投稿は「最大10枚」まで可(Twitterは最大4枚)
- 動画の投稿は「最長5分」まで可(Twitterは最長2分20秒)
※上記3つの比較は、有料の「Twitter Blue」における仕様を加味していません。
- 検索機能で探せるのは「アカウント」のみ。投稿のキーワード検索はできない
- タイムラインに「自分がフォローしている人の投稿だけ」の表示はできない
- Twitterで言う「リツイート」機能はない。ただし「再投稿(1回のみ)」機能あり
- 「ブックマーク」の機能はない
- ハッシュタグはつけられるが、機能していない
- アプリ上で複数アカウントでの同時ログインは不可(切り替えは都度ログアウト)
- Web版はない
- アカウント登録はスマホからのみ
上記にも書いた「現時点では非実装の機能」のうち、いくつかはすでに開発中で順次、機能追加されていくようです。
Threadsの今後の展開は?
Meta社のニュースリリースによると、近日中に「Avtivity Pub」という共通規格のプロトコルに対応する予定があるとのことです。
Threadsは近日中に、World Wide Web Consortium(W3C)によって構築されたオープン・ソーシャル・ネットワーキング・プロトコルであるActivityPubに対応する予定です。これによって、MastodonやWordPressなど、ActivityPubプロトコルをサポートする他のアプリと相互運用が可能になり、ほとんどのソーシャルアプリでは不可能な、新しいタイプのつながりが生まれるようになります。Tumblrを含む他のプラットフォームも、将来的にActivityPubプロトコルをサポートする計画をすでに発表しています。
出典:Meta「テキストでつながる新しいアプリ、「Threads(スレッズ)」をローンチ」
上記のとおり実現すれば、WordPressとの連携も自由にできるようになるはず……どうなるかちょっと楽しみです
残念ながらTwitterは、あまり自由に連携できなくなりましたからねぇ……。
まとめ
イーロン・マスクが買収後のTwitterがたびたび混乱しているなかで、ザッカーバーグ率いるMetaが満を持して新SNSを出してきましたね。
当初の予定をやや前倒してのローンチだったようですが、おそらくTwitterをかなり意識してるのでしょうね。
かくいう僕は、何ひとつ投稿していないROM専のインスタアカウントしかなく、そんな状態でThreadsに登録したところで使い道もよくわからないのですけれど(笑)
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