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にのまえはじめ
兵庫県神戸市出身。大阪府在住。
某ITベンチャー勤務、兼セールスライティングを軸に活動中の物書き屋。物語のドワーフみたく縁の下の職人的な生き方が理想。妻とふたり暮らし。カナダのモントリオールかスイスのマイエンフェルトに住みたい。詳しいプロフィールは<PROFILE>をタップ☟

レジェンド声優の神谷明さんに学ぶ「永続的な運を引き寄せる」秘訣

招き猫
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どうも。ここ最近、持病の坐骨神経痛のせいであまり椅子に座れず、なかなかブログを書けていないにのまえです。

そんな僕ですが今日は「”運を引き寄せる”にはどうすればよいのか?」というテーマで書こうと思います。

というのも、このテーマで書こうと思ったキッカケがありまして、それは麒麟の川島さんがパーソナリティをしているラジオ「土曜日のエウレカ」でした。

先に結論だけ言っておくと「運を引き寄せるには”行動し続ける”しかない」というシンプルな話です。そしてこのラジオでは、それを象徴するようなエピソードが話されていたのでご紹介します。

Contents

「神谷明」と「冴羽獠」

その回(2023年9月9日放送回)のゲストは、レジェンド声優であり、数々の代表作を持つ神谷さん。

そんな彼に、川島さんが「声優キャリア50年超の中で最も思い出深いオーディション」を聞いたところ、神谷さんは3つの作品を挙げられました。

まずひとつ目は「キン肉マン」

ふたつ目に「北斗の拳」

最後のみっつ目が「シティハンター」でした。

なかでも「シティハンター」への想いは特別だそうで、主人公の「冴羽獠」は、神谷さんにとって最も思い入れのあるキャラクターだそうです。

神谷さんにとって、冴羽獠は「(キン肉マンやケンシロウを経た)それまでの集大成」であり「今でも冴羽獠を超えるキャラクターはいない」と言わしめるほど。

シティハンターの声優オーディションを受けた当時

マイク

シティハンターのアニメ化が決まったころ、神谷さんは原作漫画を読んで「絶対に冴羽獠をやりたい!これは自分の集大成になるはずだ!」という強い気持ちを持ってオーディションを受けたそうです。しかしながらオーディション後、待てど暮らせど連絡はなく……。

そんなとき、原作を出版している集英社のすぐそばでたまたま仕事があった神谷さん。幸いにも過去に出演した集英社のイベントで編集部のスタッフと仲良しだったこともあり、お昼過ぎにふらっと会社を訪れました。

するとそこで「シティハンター」の担当編集と編集長に声をかけられます。そこでは……

編集長

神谷さん、シティーハンターだけど……やりたい?

神谷

そりゃあもう!やりたいですよ!

編集長

じゃあ……神谷さんでいいかぁ。

こんなやり取りがあったのだとか。

そしてその日の夕方、神谷さんを推薦していたこだま監督(シティ・ハンターのアニメ監督)から編集部に電話があり、監督と編集部との間で最終確認が行われた末に、神谷さんが「冴羽獠」役に決まったそうです。

当初は神谷さんの起用に消極的だったジャンプ編集部

実はアニメ化の企画当初、冴羽獠のキャストを選ぶにあたり神谷さんの名前が挙がってはいたものの、編集部的には起用に消極的だったのだとか。

なぜなら神谷さんはその当時、すでに「キン肉マン」と「北斗の拳」という2つのビッグタイトルで主人公役をやっている真っ最中だったから。

それゆえ編集部的には「同時連載されている2タイトルで(主人公を)やっているんだから(シティハンターは)もういいだろう」という空気が優勢だった。

けれど担当編集と編集長が、たまたま訪れた神谷さんの気持ちを直接聞いたことで一転、奇跡の逆転ホームランは生まれたということです。

逆に考えると、もし神谷さんがそのとき集英社を訪れていなければ……おそらく「冴羽獠」は、別の人になっていた可能性が高い。

僕自身シティーハンターが大好きで、当時から漫画もアニメもすべて観ていただけに、このエピソードは驚きでした。

「永続的な運」は、どうすれば引き寄せられるか?

四つ葉のクローバー

そんなわけで神谷さんは、偶然の行動によって、自身の代名詞とも言える運命のキャラクターを演じられることになったわけです。

ただ思うのは、それはただ単に彼の「運が良かった」わけではないということ。

先ほども言ったように、もし神谷さんが集英社を訪れていなかったら、その「運」はそもそも引き寄せられなかったはず。

神谷さん自身はまったく意図していなかった偶然とはいえ、日ごろから準備を怠らず、つねに行動し続けていたのだと思います。だからこそ、幸運の女神は微笑んだ。

「幸運の女神には前髪しかない」

と、古代ギリシャの詩人ポセイディッポスは言いました。とはいえ女神の前髪をつかめるのは、いつだって「行動した人だけ」だということです。

宝くじが当たるのは「運が良い」のか?

宝くじ売り場

たとえば「宝くじで10億円が当たった」と聞くと、一面では「運が良い」と言えるかもしれません。ですが、それは落とし物を拾ったのと同じで、あくまで一過性です。

当然そこに「永続性」はなく、その先には「幸福」も(たぶん)ありません。

むしろ多くの場合、その先に待っているのは「凋落」や「破滅」です。事実「宝くじで高額当選した人の7割以上は数年で破産している」という話は、昔からよくあります。

これは僕の友人の実話ですが、中学生のときに父親が「1億円」を当てたところ、わずか5年ほどですべて使い果たし、借金生活になったそうです。

一方で、日々の行動の積み重ねによって引き寄せた運には「永続性」がある。それこそ80歳近くなった今なお、声優として売れ続け、進歩し続ける神谷さんのように――。

まとめ

というわけで今日は、声優の神谷明さんがアニメ「シティハンター」の「冴羽獠」役を射止めたエピソードから「”運を引き寄せる”にはどうすればよいのか?」というテーマで書きました。

  • 「永続的な運」を引き寄せたければ、日ごろから準備し、行動し続けること。
  • 「行動が伴わない運」は一過性であり、その先には「凋落」や「破滅」が待っている。

ゆえに自分の人生においても、神谷さんにとっての「冴羽獠」的な位置づけの仕事ができるよう、ふだんから準備と行動をコツコツ積み重ね、永続的な運を引き寄せたいものですね。

おまけ

そんな神谷さんが主演を務める新作アニメ映画「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」が、先日9月8日に公開となりました。

にのまえ

僕も近々観に行く予定です

アニメ版のシティハンターの最終章となる作品らしいので、楽しみです。あと40年近くメインキャストが変わっていない作品は本当にレアなので、そのへんも注目ですね

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