「ここ最近、メルカリで”あるモノ”が安定的によく売れている」という話を、知人から聞きました。それが何か、あなたはわかりますか?
メルカリで爆売れ中の「あるモノ」
それは、なんと「離婚届」です。こちらの画像をご覧ください。
メルカリで「離婚届」と検索し、直近の約2週間で売れたものをピックアップしたら、こうなりました。3つほど離婚届以外のものが混じっていますが、それ以外はすべて離婚届(+関連する書類)です。
わずか2週間でこの売れ行き……シンプルに売れすぎですね(苦笑)
なぜこれほど売れているのか?
もちろん真相はわかりません。とはいえ、まさか「必要もないのにわざわざメルカリで買う」なんてことはしないはず。そもそも役所に行けば、いくらでもタダでもらえるものですし。
にもかかわらず、安定してこんなにも売れているということは「それだけ離婚を考えている人(もしくは決めている人)がいる」ということに他ならないと思います。それに加え、そのことを「今は人に知られたくない」という人が多いのでしょう。
ほとんどの商品説明にも「誰にも知られることなくお手元に」と書いてあり、それが実際に売れているので、一定数そういうニーズがあるのだと思われます。
日本のメディアだと「離婚は増えている」かのような報道を目にすることは珍しくありません。でも厚労省の資料を見ると、日本の離婚率は「2002年」をピークに下降傾向にあります。
しかしながらメルカリでこんなに離婚届が売れている現実を見ると、公的な数字であっても「しょせん数字以上の意味はないのだな」と感じました。あたりまえですが「現実を100%反映しているわけではない」ということですね。
巷には「離婚はしていないけれど、実際の夫婦関係は冷え切っている」という、いわゆる「仮面夫婦」がいるというのはよく聞く話です。それも思っている以上にその数は多いのかもしれません。
まとめ
現代は、もはや法的な婚姻関係にこだわる時代ではなくなりました。そのぶん離婚に対するハードルもかなり低くなっているように思います。
芸能人ですらわりとフランクに離婚したりしていますし、昔のように「離婚=ネガティブ」とは言い切れないのかもしれません。
ただ個人的には、せっかく結婚したのなら死ぬまで仲良く添い遂げたいと思っています。流行りのことばで言うなら「サステナブル」な夫婦でありたいですね(笑)
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