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にのまえはじめ
兵庫県神戸市出身。大阪府在住。
某ITベンチャー勤務、兼セールスライティングを軸に活動中の物書き屋。物語のドワーフみたく縁の下の職人的な生き方が理想。妻とふたり暮らし。カナダのモントリオールかスイスのマイエンフェルトに住みたい。詳しいプロフィールは<PROFILE>をタップ☟

子どものような好奇心は死ぬまで脳を成長させるし世界を広げてくれる

何かに興味津々な幼い子ども
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先週の「オードリーのオールナイトニッポン」を聴いていたら、とても印象に残ったトークがありました。

今日はそのトーク内容をご紹介したあと、それを聴いて僕が感じたことも少しばかりお話したいと思います。よろしければ、しばしお付き合いください。

オードリーのやりとり

オードリーのオールナイトニッポンのキービジュアル
© Nippon Broadcasting System

以下は、若林さんのフリートークゾーンでのやりとり。

トーク中、日ごろから「ほとんど他人への『興味』を持たず、他人に対してまったく質問をしない春日さん」について話していた若林さん。その流れから「お子さんとの散歩」について回想しはじめ、そこから「子どもの興味」に関する話になり――。

若林

子どもとか見てるとさ、世の中への興味があるじゃない?まだ、いろんなことに。あれさ、すごいよなぁ。

春日

ほう

若林

子どもがさ、一緒に散歩してたらさ、排水する溝あるじゃん?道の溝。ちょうど靴がはまるくらいの溝で、ずーっと溝に足入れてんのよ。ピッタリはまるのがうれしいみたいで。

春日

ほうほう。なるへそなるへそ。

若林

まぁたしかに、おもしろいよなーと思って。見てて。

春日

まぁそうだろうねぇ。

若林

溝に足入れて「はいった!はいった!はいった!」みたいなこと、ずっと言ってんのよ。そりゃ楽しいよなぁそれ、と思って。

春日

やっぱね、刺激の強さが「どーん!」ってくるんだろうね。

若林

「意味」として見てないじゃん、物体を。だからいろいろ思いつくんだろうな、あれ。

春日

そうだろうね。意味がわからないっていうのがいいんだろうね。意味がわかっちゃうと急につまんなくなるんじゃない?

若林

まぁ飽きるってがあるよな、意味でやっちゃうと。まぁでも人間、それムリだけどなぁ。でもその目線がいいのか、楽しむには。

春日

まぁそうだけど、慣れるからねぇ、結局。刺激だからねぇ。うらやましいよね、子とかは。

引用:ニッポン放送「オードリーのオールナイトニッポン」2023.7.23放送回

このやりとりを聴いていて、僕も思わず「ほんまにそうやなぁ」とうなずいてしまいました。

子どもの興味と好奇心がもたらすもの

床に散らばったレゴ

「なにごとにも興味をもったほうがいい」的なことは、昔からよく言われます。けれども大人になると、なかなかそうもいかないのが現実です。

若林さんのお子さんのように、道端にある「ちょうど足がはまりそうな溝」を見て、わざわざ足をはめてみようとする大人がどれだけいるでしょうか。ほとんどの大人はおそらく興味を持たないだろうし、そもそも気づきすらしないと思います。

なぜなら、道端の溝に意識を向けたところで「意味」がないから。けれどもそれをよしとしていたら、自分の世界はぜんぜん広がりません。

にのまえ

とはいえアタマでは理解していても、なかなか子どものようには興味を持てないのが困ったところなのですが……(苦笑)

脳科学の世界では「好奇心が脳を活性化させ、いくつになっても脳を成長させる」と言われます。逆に言えば「好奇心を失った人の脳は退化していく」ということです。

ゆえに「子どものように純粋な好奇心」を、いつまでも持っていたい。やたらと「意味」を求めて世界を狭めるのではなく、道端にある溝にすら興味を持てる人間でありたい。

オードリーのやりとりを聴いていて、あらためてそう感じました。

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